眼科での眼瞼下垂手術のメリットは？

眼瞼下垂手術は一般的に眼科や形成外科で行われています。

ここで眼科で行う利点について考えてみましょう。

眼科では手術前に目の状態を詳しく調べることができますので、その方の眼球に適した手術方法やまぶたの上がり具合を選択することができます。ドライアイがある方に手術でまぶたを上げすぎるとドライアイが悪化し角膜に難治性の傷ができることがありますので、術前のドライアイの評価が重要です。また乱視が悪化し裸眼視力が低下することもあります。

もう一つのメリットとして白内障手術でも使う高倍率顕微鏡を使用することで、微細な血管や神経の構造を詳細に観察できます。これにより組織に与えるダメージを最小限に抑えられ、術中の出血が少なく術後の腫れを抑えやすくなります。

結果として、手術時間が短縮されるだけでなく、術後の回復も早く、日常生活への復帰がスムーズに行えます。