検査機器・手術機器

視神経乳頭や黄斑部を含む網膜の断層像を撮影し、その解析結果をもとに診断の補助となる様々なデータを瞬時に得ることができます。

目の度数（遠視・近視・乱視）、角膜のカーブ、眼圧、角膜の厚みを測定する機器です。

白内障の手術に必要な眼軸長（目の長さ）や角膜の丸みや前房深度、水晶体の厚みなどを目に触れることなく一度に測定。白内障手術の際に目の中に入れる眼内レンズの度数を決める際に使用します。

視力検査を行う機器。設置距離90cmで、検査距離5mと同等に視力測定ができます。

従来の字づまり視力表では表示することができなかった大きな視標（視力値0.03〜0.09）を表示することができます。

6カ月の乳幼児から大人までの、視機能上の問題を迅速に、かつ正確に検知するスクリーニング機器です。弱視の早期発見に有用です。

視野検査装置です。主に中心30度以内の視野を検査します。中心視野の詳細を知ることができ、緑内障の初期変化の検出に適しています。

ハンフリーよりも広い範囲における視野狭窄、視野欠損などを調べることができます。緑内障の進行状態や脳疾患、視神経疾患などの診断の際に検査を行います。

視力検査では捉えることができない視機能の変化を検出できます。
かすみがあるが、比較的視力の良い白内障の手術適応を評価する際に使用します。

眼鏡の度数を測定する機器です。

網膜を撮影するカメラです。
画角200度、眼底の約80%の領域を無散瞳・非接触で超広角撮影できます。散瞳による不便さを感じずに、眼底検査が受けられます。

次世代型の白内障専用手術器械で、従来では難しかった硬く進行した白内障にも対処可能。術中の眼内圧変動を減少させる独自の灌流制御システム搭載により、手術操作時の眼内安定性を進歩させ、安全性と確実性を高めます。

白内障・硝子体手術を同時に行うことができる高性能手術装置です。極小切開硝子体手術が可能で、手術による侵襲は極めて少なくて済むようになりました。当院ではこの手術装置を使用し日帰り硝子体手術を行っています。

糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、網膜裂孔などの眼底疾患の治療を行います。

白内障手術後に発症した後発白内障の治療で使用します。

涙目の治療で使用する極小内視鏡です。直接涙道内を観察しながら閉塞部位を開放することができ、内視鏡を使用しない従来法に比べ治癒率が向上しました。

主に眼瞼手術で使用します。レーザーで組織の切開と止血が同時にできるため、術中の出血がほとんどなくなり手術時間短縮につながります。